【バイブル】農家の暗部 Part63【家の光】 より
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/live/1135062715/

40: 名無しさん@HOME 2005/12/23(金) 10:42:33
友人に元農家嫁(元・農家嫁でなく、元農家・元嫁)でDV被害者の逃げ嫁さんが居ますが、元農家の家庭で、今は農家じゃないんですが、農家時代の因習を引きずってる方の話でも大丈夫ですか? 
彼女のお母さんは自殺嫁だったそうです。 
農家の人とは結婚しないと思って、農家じゃない家に嫁いだのですが、元農家なので、農家気質を引き継いでいたそうです。 
母子2世代の悲運話です。
本当に逃げて良かったね、と心から言いたい話です。 
これは農家スレというよりむしろ田舎スレ向きでしょうか?


41: 名無しさん@HOME 2005/12/23(金) 11:05:23
聞きたいです。>40 




45: 40 2005/12/23(金) 11:46:58
彼女のお父さんは、農家次男でしたが、本家長男に仕えていたそうです。 
当時は、長男教全盛で、資産の無い次男はどちらかというと敬遠される状態だったそうです。 
母方の家もどちらかというと貧しい家だったそうで、父方の本家に見下されつつも、本家農家に下働きを強制されていたそうです。 
本家農家嫁ですら既出の悲惨な扱いなので、分家の次男嫁の扱いは相当ひどかったそうです。 
下働きは当然の義務とされ、報酬は金銭などもってのほか、現物を”与えてやる”状態だったそうです。 

父方の本家長男は、町会議員で、お父さんは秘書をしていたそうです。 
そして兄の政治絡みの不正スキャンダルの責任をとって(とらされ?)秘書である弟が自殺したそうです。 
彼女の父親の自殺により、不正事件はうやむや(このへんが農村部っぽい)になり、自殺の原因に至っては、本家側は、妻である彼女の母親のせい、という事にしてしまったそうです。 
母の実家は余裕が無く、援助もしてもらえない状況だったので、針のムシロ状態にも関わらず、本家の下働きを続けたそうです。 
田舎で長く育ち、学も、手に職も無い母親は、都会に出るという事は全く考えもつかなかったそうです。 
本家は裕福であったにも関わらず、相変わらず援助は無く、生活保護を受けていたそうです。 
(どうして裕福な親族いたのに、生保が受けれるかは謎ですが、やはり町会議員の関係?) 
 
夫が自殺、母子家庭、貧乏という農村部では住民の蔑視のターゲットとされ、更に本家には労働奉仕しているにも関わらず、
厄介者で本家が世話してやっている(現実には生保受給でしていないのに) 
夫を自殺で死なせたような悪嫁でも本家は世話してやってるんだから、奉仕して当たり前
と言われて悪循環だったそうです。 
 
当時彼女は子供から見ても、
肝心の自分の家の家事育児をないがしろにし、いいように本家に朝から暗くなるまでコキ使われ、それでもひたすら堪え忍んでいるだけの母親はとても卑屈でイヤだった、
と言っていました。

46: 40続き 2005/12/23(金) 12:04:37
そんな彼女の母親も、彼女が中学を卒業して間もなく、そんな本家の扱いや、田舎社会の孤立に耐えられなくなり、自殺してしまったそうです。 
子供心に、ひたすら堪え忍ぶ笑顔の無い母親を不甲斐なく感じていたのですが、
自殺するまで追いつめられていたとはわからなかった、自分が働いて稼いで本家に使われなくて済むまで生きてて欲しかった、
と言っていました。 
 
自殺した母親の事を葬儀当日にも関わらず、本家は慰めるわけでもなく、迷惑者、恩知らずが恥をかかせた等と罵ったそうです。 
更に、住んでいた住居を元々は本家の土地だから、と、取り上げようとしたらしい。 
(現在、当然その本家とは、兄弟妹揃って絶縁中) 
 
彼女は、中学を卒業してから、寄宿制の准看学校に入り、昼間は働き、夜間定時制の高校を卒業し、正看の資格を取り、別の町の町立病院の看護師として働くようになりました。 
彼女は町立病院で知り合った検査技師と結婚したのですが、此奴が元農家長男教(DV入り)だったそうです(続く)。

(その後、当該スレに続きのレスは書き込まれなかった…。)



そして続きがあるのなら (バンブー・コミックス 麗人セレクション)