【バイブル】農家の暗部 Part63【家の光】 より
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/live/1135062715/

389: 名無しさん@HOME 2006/01/12(木) 17:43:01
こんなばかな話があるだろうか。 
俺は都会生まれだが、農村で新住民一家の子として育った。
農村がいやで結婚を機に市街地へ出ていった。 
弟は独身だが遠方の地方で就職している。 
 
昨年、小学校の同級生から実家の母に電話があった。
村の神社で厄払いをやるので寄付してくれとのこと。 
すぐに自分で相手に電話して、拒否した。
住んでいないのだからそんな義理はない。
厄払いは自分で好きな寺社を選んで、一人で行った。 

今年、弟が年末年始に里帰りしてきたとき、弟の同級生の父親が、母に連絡してきたそうだ。
今度は弟が厄年だから神社に寄付してくれとのこと。 
その父親は、神社の氏子の役員をやっているようだ。 
ところが彼の息子自身、遠方に出ていってしまっていて、村にいないのである。 
そればかりでなく、弟の同級生たちの、ほとんどが村に住んでいないのである。 
どうして住んでいない者を神社の行事に駆り出そうとするのか?
じつにばかげた話ではないか。 

実は今、昔は山林だったところに、分譲住宅地ができているのである。 
小学校の学区は同じで、農村の子も分譲住宅の子も、ともに同じ学校に通学している。 
最近では農村の子は減り、分譲住宅の子が増えているそうである。 
しかし町内会は別組織になっている。 
神社の存続を願うなら、そっちへ協力を頼めばいいではないか。住んでいるんだから。 
分譲住宅の新住民の中にも、厄年の人はきっといるはずだ。 
もしかしたら積極的に氏子になりたいという人もいるかもしれない。 
どうして分譲住宅の町内会長と話し合って、協力を頼もうとしないのか。 
 
新住民を暖かく神社へ迎え入れようとせず、遠方へ出ていった若者を引きずり戻すことばかり考えている。 
こんなことではそのうち、廃社となるだろう。



神社検定公式テキスト1『神社のいろは』