「田んぼで婚活」参加者募る 応募不調で30日まで期限延長 小山市
(2011年9月29日)

 【小山】市内の農業後継者に出会いの場を提供しようと、市は11月6日、初の試みとして「田んぼで婚活OYAMA」を下国府塚の道の駅思川で開く。30日まで男女の参加者を募集している。
 
 応募条件は男性が市内在住の農業後継者。専業・兼業は問わず、実家が農業を営んでいれば、現在は農業に携わっていなくても参加できる。女性は農業に関心があれば、市外在住者も受け入れる。男女とも主に20~45歳が対象。
 
 当日は午前9時半に道の駅集合。サツマイモ収穫体験やゲーム、バーベキューなどを通して、参加者同士の交流を深める。 

 市農政課は8月から参加者を募っているが、男女各20人の募集枠に対して、応募は男性2人、女性11人と不調。「男性の応募が思った以上に少ない。農業関係の団体を通して若い男性に声を掛けているが、申し込みをためらっている人もいるのでは」(同課)などとして、当初は16日までだった募集期限を30日まで延長した。「体を動かす共同作業で、お互いの距離を縮めることができるチャンス」と呼び掛けている。
 
 参加費は男性3千円、女性1千円。問い合わせ、申し込みは市農政課電話****・**・****。